「事務に向いている人」ってどんな人だろう?
このように悩んでいませんか。
特に専門性が求められる訪問看護の事務は、自分に務まるか不安に感じるかもしれません。
今回は事務職、とりわけ訪問看護事務に向いている人の特徴を、性格やスキル面から10個に分けて解説します。
本記事を読めば、ご自身の強みを発見し、自信をもって事務職へ挑戦できるようになるでしょう。
目次
事務に向いている人の10個の特徴
事務職への適性は、性格と後からでも身につけられるスキルの両面から判断できます。
ここでは、特に評価される10個の特徴を解説します。
ご自身の経験と照らし合わせながら、強みを発見していきましょう。
1.誰かのサポートに喜びを感じる
事務職に向いている人の最も重要な素質は、誰かを支えることにやりがいを感じるホスピタリティです。
事務職の多くは、営業や看護師のように直接利益を生み出すのではなく、部署や会社全体の業務が円滑に進むようにサポートする役割を担うからです。
たとえば訪問看護ステーションでは、看護師が安心して利用者さんのもとへ訪問できるように、書類を準備したり、必要な備品を発注したりします。
自分の仕事が仲間やその先の利用者さんの助けになっていると感じられる人は、向いていると言えるでしょう。
2.同じ作業の繰り返しが苦にならない集中力がある
地道な定型業務であっても、高い集中力を維持して正確にこなせる能力は、事務職に不可欠です。
事務の仕事には、毎日行うデータ入力や伝票処理、書類のファイリングといったルーティンワークが多く含まれます。
変化を好む人には単調に感じられるかもしれませんが、こうした業務が組織の安定を支えています。
特に訪問看護事務では、毎月の介護保険や医療保険の請求(レセプト作成)が非常に重要です。
少しの間違いが事業所の収入に影響するため、同じような作業でも常に緊張感をもって取り組める集中力が求められます。
3.物事の整理整頓やルール化を得意とする
物や情報をあるべき場所に整理し、効率的な仕組みを考えるのが好きな人は、事務職でその能力を大いに発揮できます。
事務職は、以下のように膨大な量の物と情報を扱います。
これらが乱雑に管理されていると、必要な時にすぐ取り出せず、業務効率が著しく低下してしまうでしょう。
誰が見ても分かるように書類のファイリングルールを決めたり、共有フォルダの階層を整理したりする能力は高く評価されます。
こうした整理整頓スキルにより業務が効率的になり、組織全体の生産性を高められるでしょう。
4.責任感が強く仕事をきっちりやり遂げる
任された仕事を途中で投げ出さず、納期やルールを守って最後までやり遂げる強い責任感は、信頼される事務職の基本です。
事務職の仕事は、一つひとつが次の工程や他の社員の業務に繋がっています。
自分の担当業務が遅れたり、ミスがあったりすると、組織全体に迷惑をかけてしまう可能性があります。
訪問看護の現場では、利用者さんに関する重要な情報を扱うため、情報の取り扱い一つにも大きな責任もつ姿勢が欠かせません。
- 期限内に正確な請求業務を完了させる
- 個人情報を厳密に管理する
こうした責任感の強さは、職場の信頼を勝ち得るうえで不可欠です。
5.文章やデータでのやり取りが多くても苦にならない
事務職は、メールやチャット、資料作成など、文字やデータを扱う業務が多くなります。
対面でのコミュニケーションももちろんありますが、営業職や現場の看護師と比べれば、一人でPCに向かって作業する時間が長いのが特徴です。
正確な文章を作成したり、分かりやすい資料を整えたりする力は、情報を正確で効率的に伝えるよう求められます。
こうした業務が多くても苦にならないのであれば、事務職が向いていると言えます。
6.基本的なPCスキル(WordやExcel)を習得している
事務職を目指すうえで、Wordでの文書作成やExcelでの簡単な表計算・関数といった基本的なPCスキルがあると、仕事にスムーズに取り組みやすくなります。
事務業務は、ほとんどの作業をPCで行うのが一般的です。
お知らせの作成はWordで、データ集計はExcelで行うケースが多いでしょう。
- Wordで見やすいビジネス文書を作成できる
- ExcelでSUM(合計)やAVERAGE(平均)といった基本的な関数を使える
こうしたスキルがあれば、未経験からでもスムーズに業務に入っていきやすいでしょう。
7.正確性とスピードを両立させる丁寧さがある
事務職では「速く、かつ正確に」作業を進める力が重要です。
入力したデータや作成した書類にミスがあれば、手戻りが発生し、かえって時間を浪費してしまうからです。
また、丁寧でも時間がかかりすぎてては業務が滞る原因になってしまうでしょう。
そのため、正確性とスピードのバランスをとれる人は、事務職として活躍できる可能性があります。
タイピングの練習で入力速度を高めつつ、入力後にダブルチェックを習慣化できる人は、正確さとスピードの両立が可能です。
こうした丁寧さをもつ人こそ、事務職に適していると言えるでしょう。
8.指示を正しく理解し報連相できる能力がある
上司や同僚からの指示の意図を正確に汲み取り、適切に報告・連絡・相談ができる能力は、円滑な組織運営に不可欠です。
事務職は「言われたことをやる仕事」と見られがちですが、その「言われたこと」を正しく理解する力こそが重要です。
曖昧な点はそのままにせず、必ず確認する姿勢が求められます。
また、業務の進捗状況を適切なタイミングで報告したり、問題が発生した際にすぐ相談したりする「報連相」は、チームで仕事を進めるうえでの基本です。
このように、指示を正しく理解し報連相を実践できる人こそ、事務職に向いていると言えます。
9.マルチタスク管理能力が高い人
電話対応をしながら来客を案内し、同時に資料作成の締め切りも管理するといった、複数の業務を並行して処理する能力が求められます。
事務職の仕事は、一つの作業に集中している最中に、別の急な依頼が舞い込んでくることがあります。
その際にパニックにならず、冷静に優先順位を判断し、タスクを管理する能力が必要です。
たとえば、「緊急性の高い電話対応を最優先し、来客には少々お待ちいただく、資料作成はその後で」といった判断を瞬時に下せる力です。
すべてのタスクを書き出してリスト化し、完了したものから消していくといった工夫をする姿勢も求められます。
10.効率的に検索・情報整理できる
膨大な情報の中から、今必要なものを素早く正確に見つけ出すスキルがあるとよいでしょう。
- 「あの書類はどこだっけ?」
- 「この制度について知りたい」
こういった場面で、時間をかけずに目的の情報にたどり着ける能力は、事務職の価値を高めます。
これは紙の書類だけでなく、PC内のデータやインターネット上の情報も同様です。
特に訪問看護事務では、介護保険制度などの複雑なルールを調べる機会が多くあります。
公式サイトなどの信頼できる情報源から、的確なキーワードで検索し、最新の情報をキャッチアップする能力が重要です。
事務に向いていない人の5つの特徴
事務に向いていない人の特徴も知っておくことで、仕事への適性をより深く理解しておきましょう。
1.常に変化や刺激がないと飽きてしまう
毎日異なる業務や新しい挑戦を求めるタイプの方は、事務職の定型業務に物足りなさを感じる可能性があります。
事務職は、ルーティンワークが比較的多い場合もあります。
クリエイティブな仕事や日々状況が変わる仕事にやりがいを感じる人にとっては、退屈に思えてしまうかもしれません。
営業職や企画職のように、自ら外に出て新しい顧客やアイデアを探しに行く仕事の方が、あなたの探求心を満たしてくれるでしょう。
自分のエネルギーをどこで最も発揮できるか、見極めることが大切です。
2.自分のやり方で仕事を進めたいオリジナリティ重視派
決められたルールや手順よりも、独自のやり方で成果を出すことにこだわる人は、事務職の環境に窮屈さを感じるかもしれません。
事務職では、業務の標準化や効率化のために、細かく手順が定められていることが多くあります。
これは、誰が担当しても同じ品質の成果を出せることが理由です。
もちろん改善提案は歓迎されますが、基本的なルールを守ることが大前提となります。
もしルールに縛られず自由な発想で仕事を進めたいのであれば、デザイナーや研究職、フリーランスといった裁量権の大きい働き方が向いている可能性があります。
3.大雑把で「まあいっか」が口癖になっている
細かい部分にこだわらず、物事を大枠で捉える傾向がある人は、事務職で求められる正確性の要求にストレスを感じるかもしれません。
事務職の仕事では、1円の計算ミスや1文字の入力間違いが、後々大きな問題に発展することがあります。
そのため、細部にまで注意を払い完璧を期す姿勢が求められます。
「これくらい大丈夫だろう」という感覚は、大きなトラブルの引き金になりかねません。
もしあなたが全体像を捉えてダイナミックに物事を動かすのが得意なのであれば、その強みはプロジェクトマネージャーなどの役割でより輝くでしょう。
4.人の指示を聞くのが苦手で自己主張が強い
チームのサポート役よりも、自分が主導権を握ってリーダーシップを発揮したいという欲求が強い人は、事務職の役割と合わない場合があります。
もちろん自分の意見をもつことは大切ですが、自己主張が強すぎるとチームの和を乱してしまう可能性があります。
強いリーダーシップや自己表現欲求は、チームを率いる管理職や、自身のビジョンで事業を立ち上げる起業家などに向いているでしょう。
5.じっと座っているのが苦痛に感じる
デスクワーク中心の働き方よりも、体を動かしている方が性に合っていると感じる人は、事務職の仕事が苦痛になる可能性があります。
事務職は、一日の大半を椅子に座ってPCと向き合うことになります。
これは、腰痛や肩こりの原因にもなりやすく、アクティブな人にとっては大きなストレスとなるでしょう。
もしあなたが体を動かすことに喜びを感じるのであれば、販売職や介護職、インストラクターなど、動きのある仕事の方が心身ともに健康的に働けるはずです。
自分の身体的な特性と向き合うことも、適性を考えるうえで重要と言えます。
まとめ
今回は、事務に向いている人、向いていない人の特徴を詳しく解説しました。
事務職、特に訪問看護の事務は、決して楽な仕事ではありません。
しかし誰かを支えることに喜びを感じ、地道な努力を続けられる人にとっては、大きなやりがいと誇りを得られる素晴らしい仕事です。
この記事を通じて、あなた自身も気づいていなかった「強み」や「適性」を発見できたのではないでしょうか。
もし向いていると感じた方は、ぜひ事務の仕事にチャレンジしてみてください。